Voigtlander COLOR SKOPAR 35mm F2.5 P
有楽町で開催された「中古カメラフェア」で購入しました。
サンハンのズマロンは持っているのですが、以前からバルナックライカで使用できる新しめのLマウントの35㎜を探していましたところ、フォクトレンダーのカラースコパーが誰も触ったことがないような新品同様(もしくは新品?)で安価で出ていたので思わず購入しました。
無記名の保証書も付いており、販売店の押印をしていただきましたので、一応メーカー保証も受けられるようです(多分・・・)。
このカラースコパー自体は数は多く珍しいものではないのですが、別売りのフードも付いてきました。
こちらは、私自身も現物は初めて見る少しレアな物だと思います。
写りは、いつも使っている古いライカのレンズと比べると、コントラストは高く、色乗りもよく発色が派手になります。
この発色の良さを良しとするかどうかでこのレンズの評価が変わってくると思います。
私的には、もう少し渋めの色でもいいかと思っています。
また、ピントはあった部分は先鋭で、35㎜で開放値が2.5のため大きくボケることはありませんが、癖のない素直なボケになります。
逆光は、直接光源が入ればさすがに画質は劣化しますが、でも、そこそこ強いです。
総じて普通によく写るレンズになります。
バルナック用に購入したため、未だデジタルで仕様はしたことがないのですが、一度Mモノクロームに付けて撮ってみようかと思っています。
そして、実は、このレンズを購入するのは今回で2回目になります。
一度目は、今から15,6年前、ライカのカメラを初めて買ったとき、レンズまでライカ製を購入することが出来ずに安価なこのレンズを買いました。
その当時は、デジタルカメラに興味なく、モノクロフィルムオンリーで自家現像・自家プリントをして、よくフォトコンテスト等に応募していました。
色々な雑誌などに応募していたのですが、一番応募していたのは、今は廃刊になってしまった「Natural Glow」というモノクロ専門誌です。
そちらには何度か載せていただき、その際のレンズがこのレンズでした。
撮影データが下の方に出ていますが、そこには「ライカM2・35㎜ f2.8 f11・60/1 暗室D76/MG Ⅳ 撮影日時2001.9」と記載があります。
カラースコパーは、開放値2.5ですが、このデータは2.8と記載されています。
これは私が書き間違えたか、雑誌社の誤植だと思います。
開放値2.8だとズマロンになると思いますが、2.8ズマロンは未だ所有したことがありませんので・・・・
by akirasoftil
| 2016-10-23 15:57
| 機材
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Comments(2)
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hasseleica at 2016-10-23 20:03
思い出のあるレンズだったんですね。バルナックに現代版レンズの組合せは新鮮です。
掲載された写真に写ってるのは京都駅?でしょうか?
掲載された写真に写ってるのは京都駅?でしょうか?
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akirasoftil at 2016-10-24 06:34