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BobのCamera

ズマロン3.5

ズマロン3.5_b0246079_222117.jpg

LEICA M9  Summaron 35/3.5

よく言われることですが、ズマロンの3.5はよく写ります。
安価で小さいのにびっくりするくらいの描写です。
シャープだけど、変に固くありませし、モノクロの際には、階調豊かなプリントが作れます。

このレンズとの出会いは、今から約10年前。
渡部さとるさんの写真展を観に行き、そこで渡部さんのプリントを2枚購入させていただきました。
その写真は、構図、シャッターチャンスは当然のことながら、プリントもほれぼれするくらいに綺麗なものでした。
以後、ずーっとそのプリントは、我が家の一番いいところに飾ってあり、いつも私の写真生活の励みと目標になっており、今でももちろんそうです。

そして、その1枚が、パリでズマロンの3.5を使って撮られたものです。
階調豊かなプリントで、このレンズさえ手に入れれば、私も同じようなプリントが作れるかもしれない。と安易な発想で早速購入してきました(笑)
もちろん、渡部さん級に素晴らしい写真を作ることは出来ませんでしたが、でも、暗室作業では、いつでも驚きと満足いく結果になりました。

それから、機材をデジタル化するに伴い、銀塩のカメラや暗室用品を売却する際に一緒に売ってしまいました。
でも、今年、M9を購入するにあたり、よく写るズマロン3.5をまた使いたく購入し直しました。
もちろん、デジタルでもズマロンの写りは健在で、明るさの必要の無いときには、よく持ち出します。

ズマロン3.5_b0246079_22172348.jpg

CANON EOS 7D EF-S17-55mm F2.8 IS USM



そして、2枚購入したもう1枚のプリントは、ハッセルのSWCで撮影されたもので、もちろん、ほどなくSWCも購入しました(笑)
こちらは、ズマロンと違い随分と高価でしたが、水平垂直さえ保てば、歪みが全くなく、まるで50ミリで撮ったようなビオゴンの描写で、これ1台だけ持って随分と色んなところに出かけました。
ちなみに右上のチューリップの写真は、SWCで撮影したものです。





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by akirasoftil | 2011-12-18 20:11 | 機材 | Trackback | Comments(0)
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