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BobのCamera

903SWCでCFV-50cを使う(その3)

最近まで知らなかったのですが、CFV-50cをMacに繋ぐとライブビューでピントを合わせが出来ます。

903SWCでCFV-50cを使う(その3)_b0246079_2121710.jpg


ただし、この機能が使うために
・ ハッセル純正のソフト「Phocus」の最新版(2.8.2)を使うこと
・レンズを一度バルブで開くこと
が必要になります。

手順としては、
1 CFV-50cとMacを繋ぐ。
2 バルブでシャッターを開きその状態でタイムロックレバーでシャッター開放の状態にする。
3 この状態で、Phocusのライブビュー開始ボタンを押す。
これでライブビューが開始されます。
若干のタイムラグがありますが、レンズの向きを変えれば画像もそれに合わせて変わりますのでこの状態で構図合わせが出来ます。

903SWCでCFV-50cを使う(その3)_b0246079_21212923.jpg


Macの画面を見ながら構図を調整した後、ピントを合わせたい任意の箇所をクリックするとその箇所が拡大表示され、拡大された箇所は緑色の○で囲われます。
そして、拡大画像の下には心電図みたいなグラフが出てきますが、これは拡大箇所のピントの合っている度合いを示すもので、グラフの線が上に行けば行くほどピントが合っている状態になります。

903SWCでCFV-50cを使う(その3)_b0246079_21215493.jpg


グラフや画像を確認しながら最適な所でピントを合わせた後、一度バルブを開放しシャッターを閉じます。
その後、露出とシャッタースピードを調整して撮影になります。

903SWCでCFV-50cを使う(その3)_b0246079_21222290.jpg

これで撮ったものが、このローライの写真です。
ピントを合わせたのは「ROLLEIFLEX」と書かれた文字の部分になります。

上述のとおり、一度バルブにする必要があったり、バルブで合わせた後、露出の調整をしたりと、速写性は全くありませんし前提として三脚使用が必至になると思います。

でも、距離計を持たないSWCには便利な機能で、静物を撮影するときなどは便利に使えそうです。

なお、タイトルは「SWC」となっていますが、ライブビューは500シリーズでも問題なく出来ます。
ただし、距離計を持たないSWCが一番ライブビューでのピント合わせの恩恵を受けることになると思います。


大きな画像(flickr)はこちら


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by akirasoftil | 2014-09-11 21:27 | 機材 | Trackback | Comments(6)
Commented by nippa0927 at 2014-09-11 22:47
理屈は理解したのですが・・何かSWCが進化したような・・スゴイですね(*´∪`)
Commented by masayankinuyo at 2014-09-11 23:11
こんばんは♪
カメラの液晶での作業も字が小さく^^;Macでライブビュー見れるのは
大きくて更にいいですね♪
ご自宅やスタジオとか環境によってはとても便利ですね~
気軽には持っていくの大変そうですが^^;
Commented by rangefinder-love at 2014-09-11 23:46
ハイテク(?)ですね〜。
すごいなぁ〜。いやはや。こんなにスゴい機能をもっているとはおもいませんでした。
なんとか間に合ったポッチでした〜。
Commented by akirasoftil at 2014-09-12 05:40
nippaさん
便利ですよ。ただ速写性はないですけれど。
Commented by akirasoftil at 2014-09-12 05:41
kinuhideさん
おはようございます。
そもそもカメラ本体では、ライブビュー機能はないのでこれは便利です。
野外でやるのはちょっと辛いものがありますね。
Commented by akirasoftil at 2014-09-12 05:42
自由時間さん
私も最近まで知りませんでした。
間に合ってポチありがとうございます。
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